手術支援ロボット導入しました
消化器外科部長 真貝 竜史
大腸癌に対するロボット支援手術は,本邦において2018年4月から直腸癌に対して,2022年4月からは結腸癌に対して保険適用となりました.当院での初導入機器となった国産ロボット「hinotori™」は,2021年4月から一般販売開始となり,消化器外科領域で2022年10月にPMDA承認を得ております.国産ならではの随時アップグレード対応やデバイスの拡充がされており,これからも期待できる手術支援ロボットです.
日本内視鏡外科学会から,消化器外科領域でのロボット支援内視鏡手術導入に関する指針が提言されており,仮に他機種の手術経験を有する医師が着任しても,独立したチームとして始めるためには,手術見学やロボット支援手術認定プロクターの指導のもとでの手術が必要とされています.この指針に則った準備を早急に進めたところ、当院泌尿器科での手術が2026年2月から開始されるのにあわせ,大腸領域も同月に開始することができました.これも手術室スタッフはじめ,関連事務職の皆さんのご協力があってのことでした.深く感謝するとともにチームのポテンシャルも感じております.
消化器外科において,ロボット支援下手術の技術習得は必須になりつつある領域もあります.緻密な手術を患者様に提供できるとともに若手教育環境のアップグレードにつながり,人材獲得と育成に貢献できると考えています.当院の診療の活性化につながるよう、これからも努力して参ります。
泌尿器科部長 東郷 容和
当院泌尿器科では、国産の手術支援ロボット「hinotori™」を導入し、地域の皆さまにより安全で体に優しい医療の提供を目指しています。hinotori™は高精細な3D映像と自由度の高い多関節アームを備えており、従来の腹腔鏡手術では難しかった微細な操作が可能となり、出血の軽減や術後の回復促進が期待されます。現在、前立腺癌に対するロボット支援前立腺全摘術を中心に、術後QOLの維持・向上を重視した手術を行っており、患者さまの負担をできる限り軽減し、日常生活への早期復帰を支援しています。また、地域の医療機関の先生方との連携を大切にし、紹介から術後フォローまで切れ目のない診療体制を整えています。安心してご紹介いただけるよう、丁寧な情報共有と迅速な対応を心がけております。今後も最新の医療技術を活用しながら、地域に根ざした質の高い泌尿器科医療の提供に努めてまいります。
| 消化器外科 | 直腸がん、結腸がん |
| 泌尿器科 | 前立腺がん(前立腺全摘時のみ対象) |
| 医師の診察の結果、手術の適応外となる場合もありますのでご了承ください。 手術希望の方はかかりつけ医の紹介状が必要です。 かかりつけ医を通してご予約をお取りください。 詳しくは初めて来院される方へをご参照ください。 |





