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部門のご案内

認知症・せん妄サポートチーム

認知症・せん妄サポートケアチームとは

 日本では、今後もますます高齢化が進むことが予測されており、2025年には認知症に罹患する人が700万人を超えると推計されています。また、川西市、能勢町、猪名川町は国の高齢化率を上回っている傾向にあります。当院も例外ではなく、認知症または認知機能低下をきたしている入院患者数の増加を認めています。
 認知機能低下をきたしている患者様にとっての入院生活はストレスが多いとされています。また、認知機能低下から混乱をきたしやすく、治療継続が困難となることも少なくありません。
 当院では、認知機能低下をきたした患者様が穏やかな入院生活を送り、効果的な治療を受けることができる環境作りを目指して、2016年に認知症・せん妄サポートケアチームを発足させました。

チームの構成

  • 医師
  • 看護師
  • 薬剤師
  • 社会福祉士
  • 作業療法士
  • 管理栄養士

活動内容

<チームラウンド>

 認知症・せん妄サポートケアチームでは、認知症ケアの質の向上、せん妄の予防・緩和を目的に週一回、チームラウンドを行っています。多職種で病棟をラウンドし、病棟スタッフと共に、ケアや薬剤についてカンファレンスを行い、より患者様に適した援助の提供につとめています。

<院内認知症サポーターキャラバン>

 平成17年に厚生労働省が「認知症を知り地域をつくる10か年キャンペーン」の一環である「認知症サポーター100万人キャラバン」を開始しました。「認知症サポーター」は、認知症について理解し、認知症の人やその家族を温かく見守り、支援する応援者です。 「認知症サポーター」は、「認知症の人を支援します」という意思を示す「目印」である「オレンジリング」をもっています。
 認知症・せん妄サポートケアチームでは、2016年より病院職員の認知症の人への対応力向上を図るため、院内で職員に向けて「認知症サポーター養成講座」を開催し、病院職員のオレンジリング取得を支援しています。院内の「認知症サポーター」は名札にオレンジリング・オレンジバッジをつけて職務にあたっています。

お困りのことがあれば、ぜひ声をかけてください。
 
<院内デイケア“きんたくん倶楽部”>

 平成30年より、認知症・せん妄サポートケアチームでは、認知機能低下をきたしている患者様を対象にせん妄や認知症のBPSD(不眠、妄想など)を予防・緩和することを目的として、週二回院内デイケア“きんたくん倶楽部”を開催しています。
 “きんたくん倶楽部”では、様々なレクリエーションを通し、有意義な時間を患者様と共有することで、たくさんの笑顔が見られています。